狼彼氏×天然彼女












実紅は


"へ?"という顔をしている。





こいつどこまで天然なんだよ…


単刀直入に
聞いてんじゃねえかよ…




「……え?

舜が…あたしのパートナーやってくれるって言うの?」



「…あぁ」





実紅の顔が
赤くなった気がした。



なに、赤くしてんだか。





「……い、いいの?」



「…いいよ」



「……ほ、ほんとに?」




しつけえなぁー…



「いいって言ってんじゃん」



「……え、あ…ありがとー!!!!」




実紅は

なんか凄い喜んでる。



…ん?そんなに嬉しいのかな。






「あたし他にあんま知ってる男友達居なかったから…居るとしても

舜とか修夜君とか洸太君とかぐらいだし。
心配だったんだー…」





……………………………………


………そういうことかよ。











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