狼彼氏×天然彼女
「…じゃ、
俺そろそろ部屋戻んな!明日修夜帰ってくるって言うから
修夜の部屋片付けねえと」
なんで修夜の
部屋片付けんだ…?
意味が分かんねえ。
「修夜の部屋…
……片付けんの?」
「あぁ、部屋の鍵預かっててさ。
なんか修夜の部屋作りがちげえから、泊まってたんだよね。
そしたら汚れちゃって―…」
なんだ、それ…。
ってか修夜もよく洸太に鍵預けたよな…。
俺だったら怖くて預けねえよ。
その前に
自分で鍵、持ってんだろ?
友達に預けんか?
…いや。預けねえ。
「なら、早く片付けてこいよ」
「そーする!修夜に見つかったらやべえし」
洸太は立ち上がり飲み終わったコップを流しに置いてから玄関に向かった。
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