狼彼氏×天然彼女












「んだよ…。
ならいいじゃん」



「………うん…」






光り輝いている太陽は



抱き締めあっている二人を





明るく照らし始めた。








心地いい風が

二人の髪を靡かせる。



その靡いた舜の髪が
そっとあたしの頬に触れて少しくすぐったい。





でもそんな中でも

どうしても舜の腕の中の心地よさに酔ってしまう。



しかも、なんだか舜からいい匂いがしてくるし…。




香水の匂いかなぁ…


いい、匂い〜〜♪




つい顔がニヤけてしまう。






「なにニヤけてんの?」


「…え…?!」




って、てか―…



舜からいい匂いがした
とか本人に向かって言える訳ないから!












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