狼彼氏×天然彼女
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「…お前……何回言ったら分かんだよ」
「あは、あははは…」
放課後、
ダンスの練習をするため、体育館を貸し切って皆で練習をしていたんだけど……
「ここは右、なんだけど」
「わ、分かってるよ」
せーの…っ…
ドンッ──
「いってぇ…」
あたしは
どうも覚えが悪いらしく…
またまた
舜にぶつかってしまった。
「右だっつってんだろ…」
「あははは…」
「こんなんでよく、高校に受かったな」
――…な…っ!?
「記憶力悪いんだから、その通りだろ?ダンスもまともに覚えれねえのに」
「そう、だけど…」
「次、間違えたら
“お仕置き”な」
お、お仕置き?!
なにそれ…っ…?!
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