あたしの彼氏は甘アマ彼氏★!?



俺は前の席がとても嫌いだった。


教室に入ると俺の席の周りにはもぅたくさんの奴らが居た。


座れないんですけど…


『邪魔』


と冷たく言ったのにキモい奴らは『キャー』とかやかましい事
を言いやがる。


てか、俺目当てじゃない奴もいんだろ!


なんで俺の席で話してんだよ覚!

向井 覚♂(むかいさとる)

俺のダチ。
桜ノ高校で俺の2番目に
モテる奴なんだけど


俺と話しがしたいのか
女どもと話しがしたいのか
ハッキリしない…

ハッキリしろよ!


まぁほとんど、というか全く俺は話さないから覚一人話してるんだけど。



はぁぁぁ。何で俺が場所変えなきゃいけねぇんだよ!


俺は仕方なく窓際にこしを駆けた。



すると手越とその友達が窓際に来た。



『おぅ!城井くん!今日も大人気ですねぇ』



手越は裕也の彼女だから俺の数少ない女友達。


『うっとうしいけどなっ』


『わかるー!』


ん?手越の隣の子がなんかズッと俺を見てる気が…


『何?』


俺は冷たく言い放った。




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