あたしの彼氏は甘アマ彼氏★!?
しばらく皆の叫び声や視線を浴びながら走った。
って!ココは、放送室!?
もしかして、これで全校生徒に伝えるの!?
さすがにそれは恥ずかしいでしょ?
『翔平?もしかして、これで皆に伝えるの?』
『うん。そうだけど。何か文句でも?』
『なっ!!文句っていうか…。恥ずかしくない?』
『恥ずかしくない。っていうか、いつかは知られるんだよ?俺に関する事なら噂は直ぐに広まるよ?それで皆に知らされるのと、今、自分で伝えるのとだったら、どっちがいい?』
そうだよね?
翔平にはファンクラブって物があるから、直ぐに広まる。
だからといって自分から言わない何て、それもそれで嫌だなぁ。
よし!!
いま、ここでハッキリ言おう!
ここなら、人の顔を見ずに話せるし、翔平もいるし!
大丈夫だ。うん。大丈夫!!