彼は年下の男の子



その声にびっくりしたメンバーが


みんな「何事?」


と言いながら 直美の部屋へやって来た。


狭い部屋に
全員集合。


弟に向かって 直美が叫んだ。


「新!あんたね・・・
この女タラシを見張ってなさいよ!」


「オレ?
なんでオレが恭介を見張る必要があるわけ!」


キョトンとしてる。


「このバカ男!
誰かに告られて返事してないんでしょ?」


「もう いいって!言わなくて・・・」


「ちょっと待って!話しが見えない!」


訳わかんなさそうに 恭介が言った。


「恭介!もしかして 貴子のことじゃない?
でもなんで?今日来なかったんだろ?」


「行ったわよ 美咲も」


「えっ・・・来てたの?」


「言ったわよ!言って
ムカついたから途中で帰ったの!
ねっ!美咲」








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