彼は年下の男の子


「これ オレの彼女」


私を紹介した。


「始めまして…
遠藤美咲と 申します」


「まぁ そんなに固くならないで・・・
あたしは恭介の母です
ヨロシクね」


「はい!こちらこそ
宜しくお願いします」


挨拶してるのに


「じゃあ
オレの部屋へ行こうか」


と 私の手を取った。


「ちょっと 恭介~待ってよ
せっかく息子の彼女が来たのに
話しをさせてよ 来て!来て!」


と 応接間に案内された。


「昨日ね 恭介が明日彼女を連れてくるから・・・
って言うから シフォンケーキを 焼いたのよ」


と ケーキと紅茶を出された。



お母さんは 楽しそうに話し続ける
全く 会話の途切れない人で
恭介が 陽気な人って
言ったのがよくわかる!




< 60 / 240 >

この作品をシェア

pagetop