彼は年下の男の子


「そーなんだ・・・
あの子 バイトしてるから
なかなか会えないでしょうけど
後悔しないように話し合ってね」


えっ?バイト???


「え?バイトですか?
恭介がバイトしてるんですか?」


「え?知らないの?」


「はい!初耳です」


「なんか 欲しい物があるから
買えるまでバイトするって
お金なら出してあげようか?って
言ったらいいって 言うのよ!」


「そーなんですか・・・
楽器でも買うのかな?」


「そうかも わからないけどね
まぁ 仲直りしてね
また うちへいらっしゃい」


「はい わかりました」


と お母さんとは 別れた。



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