MISSING.





『シン…』




すきだなんて
まだ思えない



だけど
待っててくれた
それだけが


少し.嬉しかった。




『マキ!?』




びっくりしたシンは
慌てて振り返る。




『マキ.傘は!?』



自分もびしょ濡れ
そんなこと
気にもしてなかった。



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