先生が最初で最後だよ
後ろには昨日の奴がいた。


無表情の神里。



理奈は口を開くが、何も反論出来ずにいた。


「偉そうに遅刻してきて、成績はそこそこ。」


「はっ?」

理奈は神里を精一杯睨み付ける。

神里は理奈を一瞥すると、顔色も変えずにまた話し始める。



「岡田理奈は今までどんな偉業を成し遂げてきたんだ?」


「そんなこと………………」


「なんの苦労もしないで、今時の高校生は偉そうだなぁ。
遅刻なんてできる奴が、これから成長出来るはずがない。」



神里はフッと笑うと、
理奈に背を向けゆっくりと歩いて行く。
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