青空に愛されたキミへ
「うん。あのさ、部活、なんだったの?」
別に、そのこの部活が、
そんなに知りたかった
訳じゃない。
ただ、
話したくて、
その声を
もっと聞きたくて
その笑顔を
もっと見たくて………。
「弓道、だよ?」
弓道か……。
「俺は陸上。」
「うん、知ってる…」
満遍の笑顔で答えた彼女だったけれども……、
「えっなんで?」
意味が分からなかった…。
「だって…、朝走ってたじゃん。
真剣に…。
それで、青空がよく似合う子だなぁって
思ってたから………。」
見てたんだ…。
俺が彼女を見る前から
彼女は俺を見てくれていたんだ………。