櫻舞い散る~儚い純愛
「ふぅ~」

一息をついて室田忠は愛機の疾風から降り立つ。

「室田少尉!お疲れ様でした!」

忠の愛機担当の整備兵が敬礼をしながら声をかける。

「ぁりがとう!貴様の腕がいいからこいつはいつも絶好調だ!」


にっこり笑って忠が言った。
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