SECRET-LOVE*危険な極上大人の男


「着いたぞ」


「あ、ねぇ。私が学校に居る間は何してるの?家にいるの?」


「さあな。そこまで考えてねぇな。それから、これ持ってろ」


「これは何?キーホルダー?」


「ああ。ブラウスの胸ポケットへ入れておけ」


「ねぇ、これは何なの?」


「ただのキーホルダーだ。ほら、早く行け。遅刻するぞ」


「あ、う、うん。じゃあまた後でね。ありがとう」




やっばーいっ。
急がなくちゃチャイムが鳴っちゃうっ。



< 47 / 428 >

この作品をシェア

pagetop