雪情
【殺人の目ー10】
「心配ですな……
大丈夫かね?」
「今のとこはですね。
それで勢い良く
突っ込まれたもの
ですから、
その反動で
小川さんの猟銃が
二階の窓から
外に落ちてしまったの
ですよ」
「猟銃を!?」
「ええ、
今すぐ外に出て
取りに行きますから、
心配ないですよ」
外に行くとなれば、
当然危険な目に
遭うかもしれない。
田崎が
険しい表情をしていると
大久保はそれに気付いた
「心配しないでください
遠くに行くわけでは
ありませんよ。
この家の
裏側に行くだけですし、
一応護身として
銃を持っていきますから」
「そうですか…
ならワシが二階から
様子見ますかな?
銃の落ちた
正確な場所も
誘導できますからね」
しかし、
大久保は首を振った。
「いえ、
その役目は
小川さんがしてくれる
そうですし、
誰も二階に
上げないでくれって
頼まれましたから」
やはり
田崎も白井の味方だと
思っているのだろうか?
余程参っているらしい。
今は
自分達が余計な事を
するのは、
止めた方が
良さそうである
「心配ですな……
大丈夫かね?」
「今のとこはですね。
それで勢い良く
突っ込まれたもの
ですから、
その反動で
小川さんの猟銃が
二階の窓から
外に落ちてしまったの
ですよ」
「猟銃を!?」
「ええ、
今すぐ外に出て
取りに行きますから、
心配ないですよ」
外に行くとなれば、
当然危険な目に
遭うかもしれない。
田崎が
険しい表情をしていると
大久保はそれに気付いた
「心配しないでください
遠くに行くわけでは
ありませんよ。
この家の
裏側に行くだけですし、
一応護身として
銃を持っていきますから」
「そうですか…
ならワシが二階から
様子見ますかな?
銃の落ちた
正確な場所も
誘導できますからね」
しかし、
大久保は首を振った。
「いえ、
その役目は
小川さんがしてくれる
そうですし、
誰も二階に
上げないでくれって
頼まれましたから」
やはり
田崎も白井の味方だと
思っているのだろうか?
余程参っているらしい。
今は
自分達が余計な事を
するのは、
止めた方が
良さそうである