ご主人様はトップアイドル?!

消えない苦しみ―マヤSaid―

“TRIPLE×KISS”


そう呼ばれるようになってから、3年。

今ではトップアイドルの座についた。



でも、俺らのことなんて誰も見ちゃいねぇ。

本当の俺らを知れば、みんな逃げていくんだ…




外見だけ見て、かっこいいだの歌が上手いだの…

内面なんて見てねぇんだろ?

内面を知らないのに、本当のファンだとか言ってんじゃねーよ!



「…クソッ!」


がんっ!

目の前にあったテーブルを蹴飛ばす。


「おいおいマヤ。なーにイラついてんの?」

「どうせまた、一人で自分を追い詰めているんでしょ?」



さすが、サクとリノンは俺のことをわかってる。

…礼儀知らずや世間知らずのファンと違って。

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