黒騎士さんを愛してる
「どうしたの?」
月の方から現れたのは
声の低い、でも美しい
美男だった。
その青年は
大人びていて
カッコよくて
でも―…、
黒いオーラを漂わせる
騎士みたい―…。
黒い騎士…―。
「寂しくてね…。」
黒い騎士で黒騎士(クロキシ)…。
黒騎士さんは
一瞬分からないなと
言うような顔をして
でもすぐに優しく微笑んで…、
「俺でよければ、一緒にいるよ?」
そういったんだ。
メニュー