一通のメールから始まる恋
『そうだったんですか…。』

さっきからそれしか言えない。

『こんな娘とは付き合えませんよね?』

突然な話を聞かされたばかりなのに、究極の選択を迫られたようだった。

しばらく時間を置いてボクは口を開き始めた。

『構いません。話してくれてありがとうございます。真剣にそして真面目に付き合わせてください。』

『ありがとうございます…。』

母親は泣きながら、言った。

そして横にいるアキもまた泣いていた…。

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