一通のメールから始まる恋
〜ずっと…〜
ついに来たクリスマスイブ。

ボクはいつもの公園でアキを待っていた。

向こうからアキが近づいてきた。

アキは荷物をたくさん抱えていた。

『一泊なのに、修学旅行並みの荷物だね。』

ボクが言うと、アキは笑顔でうなずいた。

荷物を車に積み、ボクは都内へと向かった。

しばらくすると、アキは眠ってしまったが、ボクはアキの寝顔を見るのが好きだった。

あと少しでホテルに着く頃、アキは起きだした。

ボクの方をみて、ごめんね、と手を合わせた。

『もうすぐ、ホテルに着くよ。』

アキはうれしそうに頷いた。
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