空の教室

ビョウシツ


 次に、僕が目を覚ましたのは病院のベットだった。白くてそれなりに清潔な天井と壁、僕を包んでいたシーツはいやに強い消毒液の匂がした。

 ――暑い。

 
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

with...me

総文字数/1,329

ミステリー・サスペンス3ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
「子供の数が増えたから減らします――」 僕らのこの国は、こんな国だった。
花の教科書

総文字数/2,001

青春・友情4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
高校二年生の春、クラスメイトの男子が二階の窓から突き落とされた。 その日を境に、教室には空の机が二つ出来上がった。 私は心に蟠った気持ちを消化しきれずに、今日も空を見つめる―― 2010年5月8日 執筆開始。 ※これは『空の教室』の派生作品、アナザーストーリーです。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop