恋色の紙ヒコーキ
クリスマスデート
「ん~…分かんない…。」
「どこ?」
「この小論文って何書けばいいのー…?」
「少し参考文献でも読んでみたら?
知識がないと書けるものも書けないから。」
「参考文献…?」
「うん。ほら、この解説書の最後のほうに書いてあるでしょ?
この学校は傾向としてこういう論文を書かなきゃいけない場合が多いみたいだから…
この系統の本を読んでおいた方がいいと思うよ?」
「学校の図書館にあるかな?」
「探すの手伝おうか?」
「いいっ!!陽は自分の勉強してっ!!
ちゃんとあたしたち、合格しないとダメなんだから!!」
「はいはい。」
陽と一緒に放課後、高校の図書館で勉強するようになって1ヶ月。
あたしは一般入試のための小論文作りを頑張っていて、陽はセンター試験のための勉強をしている。
もうすぐクリスマスだけど…
今年はそんなことしてられないのかな…
って当然か…。
でも…みんなでパーティーしたかったなぁ…最後だし。
「どこ?」
「この小論文って何書けばいいのー…?」
「少し参考文献でも読んでみたら?
知識がないと書けるものも書けないから。」
「参考文献…?」
「うん。ほら、この解説書の最後のほうに書いてあるでしょ?
この学校は傾向としてこういう論文を書かなきゃいけない場合が多いみたいだから…
この系統の本を読んでおいた方がいいと思うよ?」
「学校の図書館にあるかな?」
「探すの手伝おうか?」
「いいっ!!陽は自分の勉強してっ!!
ちゃんとあたしたち、合格しないとダメなんだから!!」
「はいはい。」
陽と一緒に放課後、高校の図書館で勉強するようになって1ヶ月。
あたしは一般入試のための小論文作りを頑張っていて、陽はセンター試験のための勉強をしている。
もうすぐクリスマスだけど…
今年はそんなことしてられないのかな…
って当然か…。
でも…みんなでパーティーしたかったなぁ…最後だし。