みどりの日

優葉2

 私の脚。

 薄緑だったその色が少しずつ赤みを帯び始めたときは、きっとカセみたいな肌の色になれるんだって期待した。

 でも、そうはならなかった。

 赤みを帯びた肌は、そのまま橙色を通り過ぎ、徐々に黒味を帯び、最後には樹皮のような茶色となってしまった。

 色だけの変化であればまだ良かった。

 しかし私の脚は、少しずつ硬化を始めた。
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