君しかいらない

あたしを求めてるんじゃない。

こいつは…

ただ

溢れ出した欲望にとり付かれ

その欲望をあたしにぶつけているんだ。





あいつの触れた部分が

拭っても

拭っても

拭いきれない感触。


いっそ殺してしまえたらどんなに楽だろう。




< 346 / 1,001 >

この作品をシェア

pagetop