君しかいらない
「…背中?」

不思議に思いながらも服をめくってみると

恐ろしい衝撃がまるで電流のように体中を廻った。


小さな背中に手の平型に大きなミミズ腫れ。


よく見るとそれ以外にも治りかけの痣が数えきれないほどあった。



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