君しかいらない
「小さい頃からずっと姉さんと二人きりだったからさ…

姉さんだけが血を分けた家族だけで

俺は姉さんだけが心の支えだった。」


「そう…だよね。」


知也の穏やかな表情とは裏腹に徐々に手に汗が滲む。





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