君しかいらない

お父さんがどんな心情で昔を思い出しているのか

その表情からは読み取れない。


「あの頃から飯島の息子はお前を気に入ってたらしくてな…

この春、会社の跡取りとして下っ端から始めるそうなんだが…」

「そうなんだ。」


真琴も何を考えてるのかよくわからない、惚けた口調で答えた。



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