地味子の秘密 其の四 VSかごめかごめ
ふと……立ち止まって、目の前にいる彼を見る。


「あ、りーくん!」

「はよ、繭」


繭ちゃんが、彼の足元に駆け寄った。



「……何よ、スーツ似合いすぎ。やっぱり老けてるんじゃ……」

「あ゛?」

「すみません……」

瞬時に閻魔大王に変身した陸に、謝る。


同い年……いや、あたしの方が約一ヶ月くらい誕生日早いのに……どうしてこんなにも違和感なく着こなしてるの!?

く、悔しい……。


あたしのスーツ姿は……言いたくありません。

着させられてるって感じだもん。


ゔゔ………。


何か悔しくて、拳を作っていたら……。



「あ! 八岐大蛇だ!!」


繭ちゃんが、あたしの後ろを見て叫んだ。


「「は……!?」」


陸と2人で、まさかと思い……振り向いて見る。
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