FUTARI
幼馴染の恋

近藤貴司は高校2年生、

187センチで頭は坊主。

自宅から自転車で20分の

ところにある高校へ通っていて

勉強は、お世辞にも良い

どころか普通ともいえないが

水泳に打ち込んでいて、

県の強化選手の候補でもある。

家族は父だけ。

その父も出張が多く、

家を空けることのほうが多い

母は3年前から病気療養中で

離れた施設で生活している。

それからは家族ぐるみで

仲のよい水島家でご飯とかの

面倒を見てもらっている。


その近藤家から10キロほど

離れた所にある水島家、 

その娘が波美

貴司と同じ2年生、

160センチで髪は肩より少し

長いくらい

家族は両親と姉。

姉は去年、結婚して

横浜で暮らしている

波美と貴司の父は高校の同級生。



「それじゃぁ8時頃に寄るから。。 

侵入してたってことは

カギ持ってんだろ、

あと頼むな」



貴司は自転車に乗って

スイミングクラブへと

出かけていった。


それを見送ると残ってた

チーズケーキを食べて

スーパーへと向かって

自転車を漕ぎながら・・・・ 

さぁ~、なに作ろうかなぁ~  

今日はカレーでいいよねぇ。。

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