2匹の蝶々


「音もよく似合ってるね!」
「そう?ありがと」


俺はニコッと笑う。

心もニコッと笑ってくれた。


「音〜、心〜、早くごはん食べちゃいなさい!遅刻するわよー」

1階からお母さんが呼んだ。


「あ、大変!行こう。音」
「うん」


俺は心に真新しいお揃いのスクバの1つを心に渡した。


「ありがと」


そして、2人で階段を駆け降りた。


「「いただきます」」

2人で手を合わせて、ごはんを食べる。

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