2匹の蝶々

「い、ん…」
「これで、最後に…す、るから」


言葉を詰まらせながら涙を堪えたように音は言った。

音は制服のYシャツを脱ぎあたしの服を無理矢理、脱がす。


あらわになるアタシの肌。


「心…愛してる」
「待って、音。最後って?」
「…俺。彼女できたから。」
「え…んんっ」


言葉を遮られ、激しく唇を合わせる。


「んっ…はっ…ふ」


音…

音…


どうしたの??


彼女って?

なんで??


音は…

あたしが好きじゃないの?


プチッ


音はブラのホックを外し、胸を舐める。


< 68 / 113 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop