1ページの恋物語
窓際の恋 〜2010.5.2〜
いつも…遠くから見つめるだけだった。


だって…学年の違うあたしは…
あなたの傍には行けないから…。


たった1日。
誕生日が1日違っただけで
あなたは1つ上の学年。


だけどね??
あたし…あなたを見つけたの。


あたしの座る窓側の席から見える景色の中に…
あなたがいた。


学年の違うあなたは一つ隣の校舎。
あたしのクラスの真向かい。


あなたも…窓際の席…。


真面目に授業を聞いてる姿


居眠りしてる姿


友達とはしゃいでる姿


遠くにいても
色んなあなたを知ることが出来て
とても嬉しかった。


この想いは…あなたに伝える事はないと思う。


”告白”なんて…する勇気…
あたしにはないの…。


だって…あなたはあたしを知らない。


フラれるのは…目に見えてるから…。


あたしは…遠くからでも
あなたを見つめられるだけで
しあわせな気持ちになれるから…。


ホントに…本当にそう…思ってたの…。
< 4 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop