夜空の下で
放課後
「あっ。弘一君が来た・・」
よし!がんばろう!
「あの、麻衣ちゃんだっけ?話って・・・」
「あっあの、つっ・・・付き合って下さい!!」
「・・・・・・ごめん。気持ちは嬉しいけど、受け取れない・・」
あっアタシ、フられたんだ・・。
「あっ・・・そうですか。」
「うん。ごめん」
アタシは、泣きそうになった。でも、涙をこらえて。
「ありがとうございました。」
「うん。」
あたしは、その場から立ち去った・・走って。
もう、恋なんてヤダ。アタシが恋したらアタシが惨めになるだけ・・・
もう・・・・恋なんて・・・。
< 10 / 13 >

この作品をシェア

pagetop