続†天然姫様と秘密の王子様



「お、おい…巧!」


そいつは驚いている。
まぁ、そうだろうな。



でも俺は助けられなかった。
腰が抜けて。





そしてそのあと。


「うわぁ――!!!
 や、やめろよっっ!!!」


巧がそいつに…キスしようとしたのだ。



やばっ…!!
俺はようやく立てて、素早く2人を離した。



友達は、押し倒されていた。

巧は、掴んでようやく分かった。
熱があったんだ、こいつ。



そのあとは、すぐさまに帰った。
そのことを巧は覚えていない。



~回想終わり~






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