続†天然姫様と秘密の王子様



「姉貴は??」


「友達と泊まりに。」


嘘、ではないよね?
彼氏も友達に入るし!


でも、この嘘はすぐバレてしまった。




「へぇ~、後ろにいる人と?」


「う、後ろ…??」


そぉ~っと振りむいてみると。
悪魔の顔をした巧がいた。



「巧…ッ」


「遥早さんの弟さんですか?
 初めまして、“友達”の巧です。」


「初めまして!
 いつも姉がお世話になってます^^」


なに、あいさつしてんの!
ってか、私の存在無視されてない!?






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