続†天然姫様と秘密の王子様



巧side


俺は、走って行った遥早を静かに見ていた。




最初の頃に戻ったのは、自分のため。
遥早の気持ちを考えなさすぎたから。


遥早…
ホントにごめんな。





俺…がんばるから。
だから、もう一回だけ付き合ってくれないかな??

成長するまで待っててな―――⋯






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