流れ橋
「そうなの?知らなかった。わたし、バイトってしたことないからちょっと不安だったんだ。田中くんと一緒だと心強いね。」わたしは、嘘をついた。

きっと、田中くんも朋子に、最初から聞いてたなんていったら、気分が悪いだろう。わたしは、黙っていることにした。

彼は、ベンチから立ち上がり背伸びをした。「じゃ、夏休み一緒に頑張ろう。」田中くんは、張りきった声でいった。

「夏休み、部活もあるんでしょ。大変だね。」わたしは、いった。
「部活は、あるけど高校のは、そんなに練習しないんだ。だから、大丈夫だよ。あとさ、せっかく一緒にバイトするんだから、携帯の番号とメルアド教えてもらっていいかな。」田中くんは、そういうと、携帯を取り出している。

ここで、断わる理由もないわたしは、番号を交換しあった。

そのあと、わたし達は、サーフィンについて夢中になって、喋った。話を詳しく聞いてみるとホントに、スポーツが得意で好きみたいだ。
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