あなたの大切なもの
「そうやったん? あの子キレ性やしなぁ。なんか言われたん?」

「んー、別に特に言われてはへんけどな…。イキナリ機嫌悪なって…かと思ったらあたしが刹那になんて返事返したん?とかイキナリ聞いてくるし…」
 

ほんま意味分からんわ、綾女。
あたしが何したっていうんよ!
ムカつくわ!


「んー、まぁそこら辺はあたしに言うて来たけどなぁ。いつ頃からなん?」

「えっとぉ…評議委員になって2日後くらい?」

「そっかぁ…まぁほっとけばええんとちがう? 触らぬ鬼になんとやらっていうし
!」

「うん…あたしもそう思てずっといままで黙っててん。でもどんどんエスカレートしていって、もうちょっとで火山が噴火しそうやねん!」



あたしの心の火山。
今8割くらい来てますで。
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