Dangerous city
何故かこんなボロボロの状態なのに、笑みがこぼれてきた。

全身が痛みに苛まれているというのに、笑いが止まらない。

血塗れの顔のまま、俺は一人呟いていた。

「どうやら…また死に損なったらしい…」





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