Dangerous city
そんな発言を聞かされて、みすみす行かせる訳にはいかない。

「おい!」

八戸の肩を更に強く掴む。

「謎が解けたってどういう事だ?お前にはこの街の異常の原因が分かったのか?」

「原因は分からない…けれど…K国が絡んでいたという話だけで十分…」

「それはどういう意味だ?最後までわかりやすく俺達にも…!」

言いかけた俺の鼻先に。

「!!」

八戸はライフルの銃口を向けた。

「組んだとはいえ…一時的なもの…求めれば何もかも要求に応じると思わない事…」

「……!」

俺が動けなくなったのを確認して、八戸は再び背を向けて歩き出した。

「この国の無能な警察でも…あと数時間もすれば真相に辿り着く筈…それまでおとなしく連絡を待つといい…」

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