夢の跡





〝僕らの約束の場所

 『夢の跡』


 もういなくなってしまった
 君が

 示唆してくれた場所だ


 ここに来れば会えると

 君が教えてくれたから




    ……卓海


 僕は君がいない現実を
 受け入れる


 だけど、必ず君に
 会える時が来るんだ


 それは明日
 かもしれないし、
 もう何十年後かもしれない



 だから、今は





 『夢の跡』で──









 君を待ってるよ──〟



















END


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