*地味彼氏と地味彼女*
そっと近づいてみると……
「森本さん!!」
絵梨花はつい叫んでしまった。
どうしよう……
すると後ろから誰かの足音が聞こえた。
「花音!!」
えっ...?
だっ、だれ!?
後ろから走ってきたのは先輩の人だった。
凄い地味だし……
「あたしが来た時にはもうここに倒れてました...」
絵梨花は精一杯目に涙をためて言った。
「熱があるな…」
たしかに森本さんの身体は冷え切っていた。