冷たい月
屋上のタンクに寄りかかり
本を読む
いじめられていた時も
同じような事をしてた
屋上はフェンスに囲まれているけど
さらに上のタンクのある所には
何もない
その感じがいい
進路を悩んでいた
母は当初
大学からの誘いを断った事に
驚いて
考え直せばと言ってきた
そんな母の横で
マックが
『璃空が決めた事、
私達にも身に覚えてがあるはずだよ』
そう言って母の肩を抱き寄せ
おでこにキスをしながら
私にウインクした