冷たい月



とっさに言ったのは


強がりだった





立ち去りながら




本当に好きなんだ………




そう思ったとたん




また泣けてきた






苦しくて…苦しくて…








息も出来ないくらい…












…こんなにツライなんて……






…?!



















階段をかけ降りていると


後ろから腕を掴まれた












< 71 / 168 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop