【完】トリプルスレット
パシュンッ



ただでさえ愛都の動きについていけなかった内野コーチ。

後ろに飛ばれたら為す術もない。


ボールチェックをするために伸ばした内野コーチの手はボールに届かなかった。


「愛都。お前はえーな」


内野コーチはシュートを決めて嬉しそうにしている愛都を、驚きの表情で見つめていた。


「うっす。ちっちゃくても勝負できるもんっすね」


私が未だ勝つことができない内野コーチを、あっという間に負かしてしまった愛都。


すごいと思った。



愛都は私にクチャっとした笑顔を向けて、ピースサインを向けた。




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