黒蝶‐総長♀×総長♂‐ Ⅰ









休憩スペースで、コーヒーを飲みながら休んでいた。


まだ震えが止まらない私をみて、






「まさか柊がお化け屋敷苦手だったとはなっ!
マジ受ける……っ」





須藤はさっきからずっと笑ってるし、





「まだ治ってなかったんですね。
月夜というお方がそんなんじゃ、困りますね」





藍は藍で、嫌みっぽく笑いながら言ってくるわ………。


子供たち2人には、





「お化け怖いの?
だいじょーぶ??」


「月にぃ、だいじょーぶ?」





心配される始末。


みっともないな、私。



言い返したいが、何も言えない自分が悔しい。






「観覧車にでも乗って、今日は帰りましょう。

來希くん家まで送ります」







……結局、私は拗ねてそれから一言も喋らなかった。



観覧車に乗った時も、帰りの車の中も無言。








< 259 / 514 >

この作品をシェア

pagetop