バトルロワイヤル

任務

オレに続けて9人も中に入った。
(…す、少ない…)中に入ると徳光が顔色を変えた。
「…この人数しかいないってことは…」
「あぁ。殺された…」
「詳しく教えてくれ…」
オレは席について全部をRANルーム全体に聞こえるように言った。
「…ということは今動いてるやつらはもう誰かを見た瞬間に殺すってことか…。」話を言い終えると徳光は呟いた。
「あぁ。そうや…。だからこれからは想像以上に慎重に…」
「慎重に行動しなきゃいけない!…これが亮佑の言いたいことやろ?でも大丈夫や!」児玉はオレが言い掛けた言葉を言ってオレにむかってきた。
「…真弓と結婚はしない…。あのことにオレは承諾していない…。後は任せたぞ…」児玉はオレの耳元で呟いた。
「えっ?」オレは耳を疑った。
「まぁそんなことより、こいつを紹介しとくな!」児玉が指差したところには初めて見る男がいた。
「誰なん?」
「和希…、お前和希やろ!!」登米は男に近づいた。
「宏昭(ひろあき)!!オレだよ、上間和希(うえま かずき)だよ!!」男は登米の下の名前を呼んだ。
「とまぁこいつは上間っていうオレの友達さ!生き残っててよかった!」登米は涙を流した。
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