年上王子のお嫁さん☆


「ねぇ、明後日は会える?」


「あぁ。今日はもう戻るけど、明後日は大丈夫。

ちゃんと休みとったから。」




フッと笑って、頭を撫でられた。


覚えててくれたんだ……




「よかった。忘れてるかと思ってドキドキしてたんだよ?」


「忘れるワケねぇだろ。
ま、明後日楽しみにしてろよ?」


「え??」




聞き返すと、イジワルく笑って

近づいてきた。





「……俺の家、来る?」


「え………」




俺の、家…?


あ、そっか。



お隣じゃなくて、一人暮らしの……ってこと?




.
< 10 / 425 >

この作品をシェア

pagetop