年上王子のお嫁さん☆
その意味を聞くときには、もう唇を奪われていた。
……このときに、ちゃんと啓飛に聞いていれば
ちょっとは違う結果になった?
ちょっとでも、楽な結論にたどり着いてた?
……ヤダ。
あたしは、啓飛だけなのに。
信じてたのに。
思い出しただけで、息苦しくなるあの出来事が起こったのは
この日からだいぶ過ぎた
夏休み最後の1週間だった。
涼さんが言っていた花火大会に、啓飛を誘うことから始まった。
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