年上王子のお嫁さん☆
あたしの途切れ途切れな言葉に
頷いてくれる。
「……あたし…啓飛がいなくなったら、どうしていいか分からないの…
啓飛だから…怖かった。」
「…華」
優しく引き寄せられ、啓飛の広い胸に埋まる。
温かい…
あたしが求めてたぬくもりは
これ……
「俺も、怖かった。
華に嫌われたかと思ってさ…
華だから、失いたくなかった。」
何より嬉しい言葉。
低めの甘い声が、身体中に余韻を残して消えていく。
「……泣きすぎ。
やっぱガキだな?」
「ぅ…うるさいっ……ん…」
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