年上王子のお嫁さん☆
念願だった、花火を啓飛と一緒に見ることが叶って
言葉にしてもしきれない感情でいっぱいになる。
嬉しい とも 楽しい とも違う
幸せ より、優しい気持ちで満たされる。
「…綺麗……」
「あぁ…」
人気がないところで、二人きりで花火を見る。
こんなロマンチックなことはない。
「啓飛…?」
「ん?」
「…なんで安藤さんといたの?」
「あぁ。…それは…」
啓飛はあたしの質問に、丁寧に答えてくれた。
……なんだ。
あたしの勘違い、か。
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